この度、2023年6月公演といたしまして、ミュージカル『ダーウィン・ヤング 悪の起源』の上演が決定いたしました。本作は、架空の階級社会の中で最上位に位置する全寮制の学生たちの苦悩と悲劇を描いた小説を原作(作者のパク・チリは2010年に25歳で文壇デビューし、有望な若手作家として注目されていましたが、2016年に、5作目となる本作発表後に急逝)とし、2018年にソウル芸術団の手によりミュージカル化されました。三世代に亘る壮大なる人間ドラマと、圧倒的な音楽の力は評判を呼び、2019年10月には早くも再演され、そして、2021年10月3日~17日の三演目も大好評のうちに閉幕しました。そんな作品が、フレッシュかつ実力溢れるキャスト陣により日本に初上陸いたします。
主人公のダーウィン・ヤング役には、大東立樹(ジャニーズJr.)と、渡邉 蒼がWキャストで務め、それぞれミュージカル初主演を果たします。競演陣には、矢崎 広、植原卓也、内海啓貴、石井一彰、染谷洸太、鈴木梨央、石川 禅らが顔を揃え、壮大にして濃密なる人間ドラマが展開いたします。
そして、潤色・演出を手掛けるのは、末満健一。近年『舞台 刀剣乱舞』や『舞台 鬼滅の刃』等、大ヒットシリーズの作・演出や、完全オリジナル作品である『TRUMP』シリーズを10年以上に亘り発表し続けるなど、その耽美にして文学的な唯一無二の世界観は熱狂的な支持を集めています。末満健一との邂逅により、現実社会に一石を投じる骨太なエンターテインメントステージとして、新たな日本版『ダーウィン・ヤング 悪の起源』が誕生いたします。